- 1.PHが低いため一時的に土壌PHの降下が期待できます。
- 2.土壌微生物の活性化(放線菌・細菌の増殖が期待できます。)
- 3.植物の根の強化。糸根が増えることが期待できます。
- 4.効きにくいカルシウム・マグネシウム・リン酸をキレート作用で効かせます。
- 5.過剰なチッソをアミノ酸化して同化させます。
- 6.サッチ及び未分解有機物の分解消化。
- 7.農薬や液肥と混合すると薬効、肥効が高まるため、農薬や液肥の混合量を少なくすることによりトータルの使用量が減ります。
※アルカリ性肥料や農薬、銅材との混合は不可。
「グリーンフード有機酸酵素EX」のはたらき
ゴルフ場グリーンでの結果
放線菌、細菌の増殖効果により土壌改良が期待できます。
サブグリーンへ「グリーンフード有機酸酵素EX」を月に1回散布して、3ヶ月後の状態です。「グリーンフード有機酸酵素EX」を散布しているグリーン上には障害が見られませんでした。
グリーンフード有機酸酵素EXによる土壌改良のテスト
(1)キャベツ【植付け前後のテスト】毎年、障害の多い連作の畑
[それぞれの写真・左側のみ]
植付け5日前に、10ℓを50倍に溶いて全面に散水。 さらに定植の直後、1ℓを500倍に薄めて潅水。処理区は土壌改良が進み、順調に生長。
(2)ブロッコリー
ネコブ線虫が多発している圃場で土壌消毒を行っているが葉の萎れがひどく、夕方になっても回復しない為、お客様は諦めると話をされていた。
最後の望みで「グリーンフード有機酸酵素EX」原液PH1.07の10ℓを100倍で潅水。
18日後確認した感じでは新根も出て、地上部の生育も良くなり、収穫時は完全とはいかないまでも何とか収穫出来ました。
(3)トマト【潅水で土壌改良】
萎れがひどく、掘ってみると線虫で根が働かず、枯れた株もあった。
[写真右側の根]
「グリーンフード有機酸酵素EX」10ℓを途中で潅水した圃場では根の先から良い根がたくさん出て収穫を継続。
「グリーンフード有機酸酵素EX」の成分
- 1.有機酸(高度カルボキシル酸液)
- 2.酵素(タンパク合成酵素、加水分解酵素、その他)
- 3.核酸物質(酵母抽出分解物)
- 4.その他にアミノ酸、油脂分、糖分、灰分
成分 | ||
---|---|---|
N(窒素) | P(リン) | K(カリウム) |
1.4% | 0.2% | 0.3% |
PH | |||||
---|---|---|---|---|---|
原液 | 50倍液 | 100倍液 | 500倍液 | 1000倍液 | 5000倍液 |
1.07 | 2.25(酢程度) | 2.40 | 2.90(レモン程度) | 3.10 | 3.60 |
※この酸は使用後1~2週間で分解されるため、土壌は酸性化しません。
「グリーンフード有機酸酵素EX」の使い方
- ・対象植物に応じて、250倍~500倍に希釈した液を、葉へは直接散布。土壌へは1反当たり2~4ℓを水と一緒にたっぷりと潅水してください。
- ・芝に対しては、1㎡当たり2~3ccの投下量になるようにしてください。
※注意 : 原液から250倍以下の希釈の時は、芝の状態や日照の強さ、気温の高い状況により焼ける場合がありますので、後散水を必ず行ってください。
旧暦月齢肥培管理に合わせてご使用いただくと更に効果大です。
農作物向け | 植物が疲れている時 | 根からの体力回復のため、月に2~4回、反2~4ℓで潅水。 |
---|---|---|
根が動いて植物の生長が始まる時期(満月の3日前位が最適) | 反2~4ℓで潅水。 | |
梅雨期 | 根を強化するため、月に2~4回、反2~4ℓで潅水。 | |
窒素を含む肥料を施用した後 | 土壌を浄化し吸肥を促進するために、施肥直後と2週間後に反2~4ℓで潅水、以後は植物の状態に合わせて潅水。 | |
ゴルフ場向け | ●グリーン | 2~3cc/㎡ |
●発根促進 | 2~3cc/㎡ | |
●踏圧・擦り切れ防止 | 2~3cc/㎡ | |
●夏越し対策 | 2~3cc/㎡ |
- ・作業の手間の問題で他材と混用する場合は、当液材が強い酸性である点に注意して下さい。
- ・農薬や液体肥料等の散布時には、希釈水のPHが下がることにより、農薬や液肥の効きが良くなりますので、農薬や液肥の混合量を少なくしてください。
「グリーンフード有機酸酵素EX」のゴルフ場での使用例
【特長】- ・主成分高度カルボキシル酸液のPHが低い。中性水で希釈の場合500倍希釈でもPH3位なので薬効、肥効が高まります。
- ・カルボン酸が根の発根作用を促し新根が伸びる。
- ・放線菌を増やし微生物を活性化させる。
- ・有機酸によるキレート化作用により肥料の吸収も良くなる。
- ①ベント芝及び高麗芝の根の活性化
- ②PHを下げる事により病気の予防
- ③サッチ分解及び未分解有機物の分解消化
- ④藻類、苔類の発生抑制対策
※農薬や液体肥料等の散布時に希釈水のPHを下げる事により、農薬や液体肥料の効果を高める事が出来る。
※仮に貴社コースの散水用の水がPH8位の場合、1000倍希釈によりPH4.5位までPH値を下げる事が出来る。
山梨県、千葉県では、2月から高麗芝に500倍で月2回位使用すると3月にはベント芝と見間違うほど青くなったとの報告あり。 この事から、本来根が動かない時期に根が動いた事になる。 ベント芝には根上がりする梅雨時、夏場及び生育が衰える冬場も含め1年中使用する事が出来る。
長野県のコースでは6mmのタインでは、コアが抜けにくいぐらい根が張ったとの事。また、ハイドロジェクトで使用するようになって障害が少なくなったとの報告あり。
状況により、1000倍希釈で週1回散布、または500倍希釈で月2回散布、ハイドロジェクトまたは潅注機を使用するとより効果が高い。
【注意】
石灰硫黄合剤、銅剤、強アルカリ性の農薬との混合はガスの発生のため、絶対に行わないでください。